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zoom RSS 「2018年度当初予算案」についての新聞紙の読み比べ大会・開催!!

<<   作成日時 : 2018/01/09 21:18  

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 政府は、昨年2017年12月22日に「来年度(2018年度)当初予算案」を閣議決定しました。

 一般会計予算総額は、97兆7128億円、6年連続で過去最大となりました。
 翌日の23日に、ほとんどの新聞が一斉にこれを一面で報道しましたね!

 そこで、我々しお部は「しろうと・新聞読み比べ大会」を開催します!!。

 読み比べといっても、『朝日新聞』(朝刊)、『日本経済新聞』(朝刊)の2紙を対象にします。

 しお部のメンバーは、それ以上読めません。



 まず天下の『朝日』からみてみましょう!

 『朝日』による今回の「予算案」分析、批評の柱は、

・「財政健全化はどうなったの!」
・「歳出改革は?」

といった「国の借金」の心配です。その路線で「全て」を論じています。

 国民のために「借金頼み」を非常に心配してくれています。有り難いことです。
 一面にも「続く 借金依存」「負担は誰に 示すのが政治」などという見出しが煽り気味に躍っています。
 社会保障費も多い、また防衛費も多い(これは私も同意しますが)等々と。

 その批判の基準になものが、先にも述べました「国の借金どうするの!」「早く基礎的財政収支(プライマリー・バランス)を黒字化せよ」です。

 『朝日』は言います、

政府は、来年度の経済成長見通しを実質1.8%ととし、税収の見込みを2.4%増の59兆790億円としているが、大丈夫か?

と。

 さらに『朝日』の心配性は深まっていきます。

 この見通し、見込みで本当に大丈夫か???
 想定通りでも18年度末の国債発行残高は883兆円にもなるぞ!
 国と地方の長期の借金残高は1108兆円にもなるんだぞ!大変だ!

と。

 『朝日』の財政に対する非常な危機感は、皆さんご承知の通り、「団塊の世代」に対する社会保障費が急増すると予測されている「2025年問題」です。

 22年から団塊の世代の方々が75歳以上になり始め、それを支える「国費」が、医療で1人当たり現在の約5倍、介護で約10倍に「跳ね上がる」と。
これに人口減、少子化も、紙面には出していませんが、言いたいのでしょう。

 『朝日』と『日経』の区別がつかないような論調です。

 ただ『朝日』は『日経』のように「経済成長」「生産性向上」についてはあまり言いません。

 ただ心配をするのです。

 この心配性論調だけでは正直、どん詰まり感と、それでどうするべきなの?という疑問を、わたしは抱いてしまいます。

 しかし『朝日』の心配性は、それだけに止まらないのです!!

 18年度当初予算案と同じ22日に閣議決定された「17年度補正予算案」にも心配のあまり噛み付きます。

 当初予算では、財政再建計画で一般会計の増加に一定の制限がありますが、補正で増やせる。それが歳出膨張の「抜け道」だと指摘します。

 確かに安倍政権下では毎年、防衛費、公共事業などに膨大な補正予算を組んでいて、この中には本来、当初予算で示すべきものが多いです。

 何にせよ『朝日』の論調、記事は『日経』と見紛うばかりです。

 いつから『朝日』は、こんなになってしまったのか・・・としお部は思う分けです。


 次にいきますよ!!

 『日本資本主義新聞』、あっ間違えました『日本経済新聞』です。

 一面、冒頭の見出しが「膨らむ歳出 かすむ改革」です。

 来ましたね!

 「安倍政権がめざす成長と財政健全化の両立は遠い」と。
 大企業応援路線、経済成長絶対主義!!

 以前から『日経』は怒っていました。
 2020年に基礎的財政収支を黒字化する目標を安倍政権が教育・保育に(少々)回すことで、あっさり捨てたことに。

 『日経』も心配はしています。
 しかしその心配の論拠は、財政の健全化が遅れることと同時に、

・「経済成長が阻害される」
・「生産性の向上がはかられない」
・「競争力が低下する」

にあるようです。

 「神話を信じる人」の「素朴さ」と「強さ」さえ感じます。

 あとは正直、『朝日』と50歩100歩です。
 「歳出削減に取り組むべきだ」に帰着していきます。

 ある意味、『朝日』の心配性の方が暴走している感もします。『朝日』はこうも言います。

「…さらなる歳出削減や増税といった痛みを伴う改革が避けられない。予算も税も、誰に手厚く、誰に負担を求めるのか、しっかりと将来像を示し、国民の理解を得る努力が欠かせない。そうした「負の分配」こそ、官僚ではなく、政治家が全面に出てすべきことだ」(下線筆者)。

 下線部で「言い訳」みたいな、文脈に合わないようなことが挟み込まれていますが、それを抜くと分かり易いでしょう。

 抜いてみます。

「…さらなる歳出削減や増税といった痛みを伴う改革が避けられない。そうした「負の分配」こそ、官僚ではなく、政治家が全面に出てすべきことだ」

 予算を作ることは議員、政治家の最大の仕事の一つでしょう。その政治家の最大の仕事が「痛みを伴う改革」の実行であり、「負の分配」を断行だと。

 『日経』は、比較的分かり易いです。
 医療や介護も「効率化」せよ。社会保障費が膨らみすぎている、「効率化して削減」せよということでしょう。

 『日経』のいう「効率化」あるいは「適正化」は政府と同様に「経済的効率化」です。

 この点は一切ぶれません。


 以上で、心配性の『朝日』と経済成長絶対の『日経』。

 両者に言えることは、「国民生活の視点が読み取れない」ことです。(私の読解力、知識の不足かも知れませんが)

 予算は国民のものです。先ず第一に国民のためにどうなのかが論じられていない感がして仕方がありません。

 予算に対してオピニオン紙が、雲の上の話しのように取り上げてしまうと予算と国民の乖離を助長してしまうのではないかと危惧しながら読ませて頂きました。


 次回は他の新聞の感想もやるかも、やらないかも!!

 こんな浅薄で雑駁な感想!!


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